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銀河鉄道999

 


銀河鉄道999 ゴダイゴ

 

 

銀河鉄道999は、ご存知の方も多いだろうと思います。

なんでも、最近になって、実写ドラマ化されたとか。

メーテル役に栗山千明、鉄郎役に前田旺志郎をむかえたとか。

 

それはともかくとして、僕がこの作品を見たのは小学生の頃。

かなり、衝撃を受けた覚えがあります。

 

あらすじ

 

「永遠の命」それは神話の時代から、誰もが欲するものであった。

近未来、それは機械化という方法で実現されることになる。

もちろん機械の身体を手に入れるためにはお金がかかる。

故に、裕福層はその夢の果実を欲しいがままにし、貧困層は生身の体のまま彼らに虐げられる、そんな時代。

 

「ある惑星に行けば、タダで機械の身体を手に入れられる」

そう聞かされた主人公の少年、星野鉄郎は、銀河鉄道999に乗って、その惑星を目指すことを誓う。

 

謎の美女メーテルと出会い、念願の銀河鉄道999に乗車、そして、長い旅時にの末に目指す惑星にたどり着く。

 

・・・と、そんなストーリー。

 

 

リアルが、フィクションを超える日

 

さて、突然ですが「2045イニシアティブ」というのをご存知でしょうか?

これは、

2025年を目標に、人の意識、記憶、考え方などをロボットに転送できるようにする。

2035年までに、人間の意識を完全にアップロードできるロボットを製作。

2045年には、肉体にとらわれらない新しい人類を誕生させる。

……というロシアでIT企業を興し、一代で莫大な財を築いた実業家、ドミトリー・イツコフ氏が立ち上げたプロジェクトなのです。

 

これで「銀河鉄道999」のベースとなる「機械の身体」の技術的要素は整うかもしれない。

 

 

次は、裕福層と貧困層の格差を見てみる。

 

国際非政府組織(NGO)は、2017年1月16日、

「世界の裕福層上位8人と、下位36億人の資産額がほぼ同額」

とする報告書を発表した。

 

世界では、数十円のワクチンが買えないために、命を失くす者もいる。

一方で、永遠の命が、金で手に入る時代がくるかもしれない。

 

さて、どうなる?

 

 

最後に、機械の身体を手に入れようとした者たちの運命は? 

 

ちなみに、僕が「銀河鉄道999」を観て、一番衝撃を受けたのは、ある疑問の答えを知った時です。

それは、

メーテルを鉄郎のもとへ送った誰かは、なぜ機械の身体をタダでくれるというのか?」

というもの。

 

少しだけ答えに触れてみると、

「機械の身体をタダでもらえて、永遠に生きられる」

これに嘘はない。

が、それが衝撃的な形となるのです。

 

そこだけでいいから、大人にも観てもらいたい、と思う作品です。