思考のよせなべ

清水喜文ブログ

テクノロジーは、失われた古代の力を再現しただけなのかも

 

 

魔法のことば(エスキモー族)

 

ずっと、ずっと大昔

人と動物がともにこの世に住んでいたとき

なりたいと思えば人が動物になれたし

動物が人にもなれた。

だから時には人だったり、時には動物だったり、

互いに区別はなかったのだ。

そしてみんながおなじことばをしゃべっていた。

その時ことばは、みな魔法のことばで、

人の頭は、不思議な力をもっていた。

ぐうぜん口について出たことばが

不思議な結果をおこすことがあった。

ことばは急に生命をもちだし

人が望んだことがほんとにおこった---

したいことを、ただ口に出して言えばよかった。

なぜそんなことができたのか

だれにも説明できなかった

世界はただ、そういうふうになっていたのだ。

 

「アメリカ・インディアンの詩」金関寿夫 訳 秋野亥左牟福音館書店より引用

 

  

 遠くの人と会話するのに、電話の仕組みを理解する必要はありません。

 ただ、受話器を取って、コールすればいい。

  

 同じように、「引き寄せの法則」を知らなくても、言葉を発せれば、叶えられていきます。

 ただ、良い言葉を送りだせばいい。

 

 それなのに、人は「なぜ」を大事にしたがります。

 大事なのは、仕組みではなく、ただ信じればいいだけなのに。 

 理解しようとするたびに、真実は遠のいていくのに。

 

 ムカデは、百足と書くほどに足が多い。

 ある日のこと、たくさんの足を器用に使うムカデを見て、カエルが尋ねる。

「どの足を、どういう順番で動かしているの?」と。

 それを聞いたムカデは、そのことが気になってしまい、足がもつれて、とうとう歩けなくなった。

 

 イソップ童話

 

 

 文明が発達すると、古代の叡智は失われました。

 知識は増えましたが、力を失う。

 

 ナポレオン・ヒルが、「思考は現実化する」を再発見すると、世界はそれに注目しました。

 なるほど、面白い考えだ。

 試してみよう、と。

 

 昔は、当たり前にできたことなのに。

 

 もしかしたら古代の人は、携帯がなくても、心を通じて、誰とでも会話ができ。

 ネット環境がなくても、この世の心理が理解できていたのかもしれません。

 

 この惑星の上でいかに生きれば良いのかは、すべて夜空の星たちに描き込まれている。

 

 「地球のレッスン」 北山耕平著 太田出版

 

 

 ただ信じましょう。

 良い未来を。