思考のよせなべ

清水喜文ブログ

輪廻転生における、リスクヘッジとは

 

世界は、かつてない程に格差が広がっています。

持てる者と、持たざる者との差は、王が神だと信じられていた時代よりも、広がっているのです。

少し見てみましょう。

 

【持たざる者】

matome.naver.jp

 

上の記事によると、世界では、1分間に17人が餓死しているそうです。

 

 

そして、次の写真。 

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これは、『ハゲワシと少女』と題された写真です。

南アフリカ共和国の報道写真家のケビン・カーターによって撮影されました。

ハゲワシが餓死寸前の少女を狙っている場面なのだそうです。

 

ちなみに・・・。

 彼はこの写真で、スーダンの飢餓を訴えたかったのですが、この写真がニューヨークタイムズに掲載されると、絶賛と共に、多くの批判が寄せられます。

「なぜ、少女を助けなかったのか」と。

これは後に、「報道か人命か」という論争に発展することになります。

 

 

【持てる者】

 

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これは金のベンツ。

 

世界には、24金のipadが、全客室に用意されているホテルがあります。

上記のような金ぴかの車に乗る者がいます。

トラやライオンなどの大型肉食動物をペットにして、さらに、その餌にサメを与えちゃう者がいます。

1億円以上もする車を所有する者もいます。

 

2016年に、米フォーブスが発表した世界億万長者ランキングを見ると、1位のビル・ゲイツ氏の総資産は、750億ドル(約8兆4750億円)とあります。

その一方で、経済的に恵まれない者は、数十円のワクチンを打たすことが出来ずに、我が子の命を救うことが出来ないそうです。

格差は、想像以上に大きいのです。

 

 

【輪廻転生を信じますか?】 

 国際社会調査プログラム(ISSP)の2008年のデータによれば、「輪廻転生はあると思うか?」という問いに、日本では42・6%、イスラエル在住のユダヤ人だと53・8%の者が、「ある」と回答したそうです。

意外に多い。

ここで、ふと疑問が浮かびます。

「輪廻転生を信じているのに、人はなぜ、世界の現状を放っておくのでしょうか?」と。

来世では、どこの国の、どんな環境のもとに生まれるのかわからないのに。

 

 

【王様ゲームから学ぶこと】

ここで、「王様ゲーム」というものを思い出しました。

これは、飲み会で定番のレクリエーションゲームのこと。

簡単にルールを説明すると、連番の数字の書かれたくじと、「王様」と書かれた1枚のくじを用意します。

参加者全員がくじを引き、「王様」を当てた者が任意の数字を言って、命令を下す。

「〇番の人、✕✕をせよ」と。

それが実行されると、くじを回収して、再びゲームを始める。

 このゲームで気をつけることは、「罰のさじ加減」。

緩すぎると盛り上がらないけれど、厳しすぎるとあとで罰を受ける側に回った時にやりたくない。

「裸で踊れ」なんて命令は、全力で断りたい。

だから王様になった時に、そんな命令はしないのが正解。

リスクヘッジ(危険回避)です。

 

 

リスクヘッジ

もの凄く嫌らしいけれど、輪廻転生におけるリスクヘッジをあえて言うならば。

「自分が恵まれた地位にあるうちに、恵まれない者を救っておく」というものであると、僕は思うのです。

 

来世でハゲワシに狙われるような人生を送りたくなければ、今世のうちに、そういう子供がいない世の中にするべき、なのではないでしょうか。