思考のよせなべ

清水喜文ブログ

強者は滅びて、ミニマリストが生き延びる。

 

下は、昨日の記事なのですが、これを書くために地球の歴史を調べました。

yoshifumi3.hatenablog.com

 

そこで気がついたことがあります。

「激しい環境の変化が訪れたとき、これを生き残る者たちの間には、ある共通点がある」

と、いうことにです。

 

 

【地球における大転換期】

 

太古。

生命は海で誕生し、そこで暮らしていた。

ある時、捕食者に怯える魚が川に逃げ込む。

塩分濃度の違いに苦しみつつも、彼らはその環境に適応する。

 

それから1億年後。

今度は、川を出て、陸地に上がる者が現れた。

捕食者から逃れるためか、食糧が少なかったせいか。ともかく生き残るため。

陸に上がった彼らを襲ったのは、重力の洗礼。

ですが、彼らはその環境にも適応する。

 

恐竜が地上に君臨する時代。

彼らは競い合うように大きく、強くなっていく。

その頃の人類の祖先は、小さくて弱い存在だった。

 

そして、隕石が地球に激突。

これにより、生物種の70%が絶滅する。

生き残った恐竜も、その後の食糧不足で死に絶えた。

この試練に耐えられたのは、身体が小さいために、少しの食糧で生きられた者たち。

 

人間の祖先は、強者たちが闊歩する地上から逃れ、樹の上を住処にする。

枝をつかむうちに、手が進化していく。

ところがある時、環境が変わって、森林が激減。

弱い者から順に、樹上を追われ、身を隠すものがない草原に降り立つ。

彼らは、直立二足歩行を行うようになり、道具や火を使うことを覚え始めた。

  

生き残る者の共通点は、小さくて、フットワークの軽い者

新天地に挑戦する冒険者ではなくて、仕方なく追いやられた者。

 

 強い者が生き延びたのではない。変化に適応したものが生き延びたのだ。

                  チャールズ・ダーウィン

 

 

【働き方の大転換期】

 

「昔は良かった」

と、どの業種の人も口にします。

今の時代、右を見ても左を見ても、ライバル店がひしめき合い、安値競争をしています。

単価は下がる一方だが、利益は出さないといけないので、社員にはなるべく安い賃金で、なるべく多くの収益を出してもらわなければならない。

ある意味、ブラック企業が生まれるのは当然なのかな、と思えるような環境ができあがってしまったのです。

 

「これまでの働き方」という海は、もう生きていける環境ではないのかもしれません。

「会社」という樹の上に残れた者が幸せでしょうか?

「新しい働き方」という草原に飛び込んだ者が、未来を創造していくのかも?

「安定」という川を、捨てる時がきたのかもしれません。

「物を大量に所有する」図体のでかい恐竜は、滅びゆく定め、なのかな。

 

 

【環境に適応しようとする者たち】

 

近年、必要最低限のもので生きるミニマリストや、働く場所を選ばないノマドワーカーなどが流行しています。

この先に訪れる大転換期を本能的に察知した者たちが、いち早く、それに対応する生き方を模索し始めた結果なのかな、と僕は考えます。

「物を減らして、個で生きられる強さを手に入れよう」です。