思考のよせなべ

清水喜文ブログ

社会

忘れてはいけない物語

忘れてはいけない物語があります。 自分で創ったのではないのが悔しいですが、紹介します。 ――その時、神は現れた。 ニューヨーク、ロンドン、東京といった大都市から、シベリアの森林地帯やサハラ砂漠に至るまで、地球上のすべての場所の上空に、その姿が映…

日本の、世界一なもの

日本は、世界一のものが多い。 例えば……。 ・創業100年以上の企業の数。 ・航空会社(JAL)の時間の正確さ。 ・最も長いトンネル(青函トンネル。2018年に抜かれる予定) ・最も小さい歯車の開発。 ・名字の種類。 ・人口一人当たりの富(包括富レポート2012…

理想の社会

少し、想像してみてください。 家族でもいい、友人でもいい。 気の置けない極親しい者たちと、無人島に漂着したとする。 数日の間は、救助の船が訪れるのを期待していたが、やがて諦め、ここで生きて行こうと覚悟を決める。 決めた以上、生きていくには働か…

どうせなら、より良い世界の住人に

人工知能と、他のテクノロジーの発達により、仕事がどんどん奪われる。 そう思ってきました。 売る方は、利益を。 買う方は、安さを。 ただそれだけを求めるのなら、その無機質な世界は実現する。 最近、それを否定するようになりました。 物のやり取りを通…

親の色、子の色

家族の中で自分だけが違う、と思ったことはありませんか? 両親とは、どうも気が合わない、と思ったことは? 自分は誰にも理解されない、は? 残酷な仕打ちを受ける、……とかは? 「それでも生んでくれた親でしょう」と人は言う。 だから我慢しなさい、と。 …

「どうであったか」よりも「どうあるか」が大事

【アルコール中毒から、精神的指導者になった男】 アメリカ先住民、ラコタ族。 ドウェイン・ホロ―・ホーン・ベアという名の男は、誇り高きその部族の出であった。 彼は高校を卒業すると、部族が暮らす土地を離れ、職に就く。 そこで酒を覚えた。 部族法では…

もしも、「お金」という言葉の使用を禁じたら

20☓☓年☓月☓日。 世界中の国で、同時にある実験が行われることとなった。 それは、お金に関する言葉の使用を、一切禁じるというものだ。 お金を使用しての買い物は出来るが、通貨の単位を口に出してはいけないし、紙に書いてもいけない。 紙幣や硬貨を見せ…

視る者と、見る者

見る・・・ 視覚によって対象物を認識すること。 視る・・・「見る」と同義だが、それよりも注意して視線を注ぐ。 【カエサル、運命の日】 どこにでもあるような川だった。 幅は狭く、水深も浅い。 川というよりも小川だな、と男は呟いた。 普通ならば、誰も…

「お金に善悪はない」は、時に暴力的

「お金に善悪はない」 そう訴える者がいる。 確かにそうだね、と思いつつも、どこかに違和感を覚えます。 なぜだろう? 「お金はただの物質であり、それを使う人間にこそ、善と悪があるんだ」 この意見は正しい。 では、なぜ、それに違和感を持つのでしょう…

誰がために、名言は在る

【富は無限?】 「競争心はあなたの富に限界をもたらします。空気がなくなってしまうことのないように、宇宙の無限の富もなくなることはありません。何も奪うことなく、欲するすべてが手に入ることを知りなさい」 これは、アメリカの自己啓発作家ジョセフ・…

旅するように暮らす。

人々は旅に憧れます。 まだ見ぬ世界への憧れ。 心震わす体験。 人、あるいは文化との出会い。 それらを思うだけで、心が躍ります。 ところで、人類にとって「旅」とは何なのでしょう。 いつから旅をするようになったのか。 ふと、そんな事を考えて、人類史を…

愛は、いつだって利己的なもの。

その者は、世界を創った。 「創造主」 後にそう呼ばれるようになる彼は、ただ知りたいだけだった。 『愛』というものを。 ただそれだけの理由で、世界を創造した。 その者は、創りだした「生物」に、最低限の指令を与える。 それは、『生き残る』ことと、『…

輪廻転生における、お墓の意味とは

【前世を記憶する者たち】 ジェームズ・レイニンガ- 2歳当時。「Daily Mail」の記事より。 彼は2歳の頃から、夜中に突然「飛行機が燃えている!」「外に出ることができない!」「墜落する!」と、とても小さい子から出るとは思えない言葉を発し、戦闘機が撃…

人類史上、類を見ない格差社会における革命とは

【マリー・アントワネットの最期の日】 革命広場は、熱気と狂気に包まれていた。 王妃の処刑。 その歴史的事件を目撃するために、大勢の民衆が集まっている。 群衆のはるか後方。 一人の男が、自らの迂闊さを呪っていた。 男は、歴史家だった。 真実の歴史を…

大きいものの終焉

【2種類のクジラの祖先】 4000万年ほど前。 二種類のクジラが住んでいました。 食うか食われるかの世界で、彼らは別々の道を歩き出します。 一方は、身体を大きくして、誰にも襲われないような進化を遂げ、 もう一方は、身体は小さいままで、泳力を伸ばし、…