思考のよせなべ

清水喜文ブログ

継続は力なり

1日のうちに、8時間は寝る。 1日のうちに、合計1時間はご飯を食べる。 1日のうちに、8時間は働く。 これを1年に置き換えると……。 働くと寝るは、3か月で、ご飯を食べるは、半月。 不眠不休、 飲まず食わずでそれに没頭する計算になる 。 1日のうちに2時間の…

忘れてはいけない物語

忘れてはいけない物語があります。 自分で創ったのではないのが悔しいですが、紹介します。 ――その時、神は現れた。 ニューヨーク、ロンドン、東京といった大都市から、シベリアの森林地帯やサハラ砂漠に至るまで、地球上のすべての場所の上空に、その姿が映…

清水喜文、短編集『よせなべ』発売‼

このたび、私、清水喜文は短編集を発売しました。 よせなべ: 清水喜文短編集 作者: 清水喜文 発売日: 2017/06/21 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 娘の結婚を止めようとする幽霊の話。『幽霊の生きがい』 前世で犯した罪を、現世で償う男の話…

肉体は借り物

例えば……。 肉体が車だとして、魂がドライバーだとする。 魂は、どういう基準でかはわからないが、車を選ぶ。 ちょうど、レンターカー屋さんで車を借りるかのように、現世での乗り物を借りる。 当然ながら、車は様々な種類があるために、その性能も個々で違…

弱さを見せられる人は、強い

人は不思議だ。 愛されたければ、先に相手を愛すればいい。 尊敬されたければ、先に相手を尊敬すればいい。 信頼されたければ、先に相手を信頼すればいい。 心を開いてもらいたければ、先に心を開けばいい。 友達になりたければ、先に君はかけがえのない存在…

何者にも、ならなくていい。

ねえ、誰か教えてくれないか。 僕は、誰なんだ? 幼い頃、母は僕にいろんな希望を言った。 「あなたもライオンみたいに強いといいね」 「チーターみたいに足が速いといいな」 「ウサギみたいに優しいと、お母さんは嬉しいな」 「ゾウみたいに力があると、頼…

子は真似る

ここはサバンナ。 ライオンの父親が、メスたちの狩りの様子を眺めながら息子に言う。 「上に立つ者が率先して働かなければ、誰もついては来ないのだ」 ここはアラスカ。 クマの母親が、鮭の腹だけを食べながら子供に説教をする。 「食べ物を粗末にしてはいけ…

狐の死に場所

――雪が降っている。 狐は見えなくなりつつある目で、空を見上げていた。 人が作った道を横切ろうとしたのがまずかった。 突然現れた人を乗せる鉄の化物に突進され、跳ね飛ばされたのだ。 私は死ぬのだろうか。 狐の脳裏に、子供たちの姿が浮かんだ。 私がい…

日本の、世界一なもの

日本は、世界一のものが多い。 例えば……。 ・創業100年以上の企業の数。 ・航空会社(JAL)の時間の正確さ。 ・最も長いトンネル(青函トンネル。2018年に抜かれる予定) ・最も小さい歯車の開発。 ・名字の種類。 ・人口一人当たりの富(包括富レポート2012…

思考のよせなべ

Trial and Error (試行錯誤)というブログ名でしたが、その名が示すように、日々錯誤を繰り返しております。 最近、どうにもタイトルと本文の間に差異が生じ、それが歯に挟まった魚の骨のように気になり始めたので、またまたブログ名を変更します。 「思考の…

蝉が鳴く理由

――そろそろ旅立つ時だ。 どこからか声が聞こえた。 「誰?」 ――私は、君の本能だ。 「本能?」 ――ああ、そうだ。早く旅立ちなさい。 「どこに行くというの? ここにいれば安全なのに」 僕は本能に反抗する。 「ここには友達もたくさんいるのに」 去年、仲の…

進化の末に……。

自然破壊、大気汚染、絶滅に追いやられていく動物たち……。 それらを引き起こす原因が、人間。 そう思うと、人間が誕生した意味を考えてしまいます。 太古の海で原始生命体は生まれた。 それは単細胞生物から始まり、多細胞生物へと進化して、 骨格を持つよう…

それぞれの楽園

ある草原にウサギが住んでいた。 穏やかな日差しが降り注ぐ、とても居心地の良いところである。 だが、ウサギは不満だった。 ――もっといい暮らしがしたい。 そう強く願っていた。 ある日ウサギが昼寝をしていると、話し声が聞こえた。 目を開けると、数頭の…

理想の社会

少し、想像してみてください。 家族でもいい、友人でもいい。 気の置けない極親しい者たちと、無人島に漂着したとする。 数日の間は、救助の船が訪れるのを期待していたが、やがて諦め、ここで生きて行こうと覚悟を決める。 決めた以上、生きていくには働か…

「漁師と金持ち」のその後

【第一幕 漁師と金持ち】 ある島の美しい浜辺。 ひとりの漁師が、海を眺めていた。 「失礼だが…」 ふいに声がかけられる。 振り返ると、身なりの良い男が立っていた。 「何か用ですか?」 「いや、用というわけではないのだが…」 ちょっと気になってね、と男…

祝 ブログ1カ月続いた

気がつくと、記事数が31になっていました。 1日に1記事をエントリーすると決めて、始めたブログ。 それは叶いませんでしたが、とりあえず今日が1ヵ月記念。 当初、社会派ブログにするつもりでした。 世の中の矛盾や疑問。 それを問いかけるものにしよう…

できないことだらけの王者

気がつくと、僕は大地に横たわっていた。 ここはどこだろう、と顔を上げ周りを見渡す。 だが、見覚えがない。 ずきっと頭が痛んだ。 どこかで打ったのだろうか? 「お前は誰だ?」 突然、後ろから声がかけられた。 振り向くと、毛むくじゃらの動物と目が合う…

どうせなら、より良い世界の住人に

人工知能と、他のテクノロジーの発達により、仕事がどんどん奪われる。 そう思ってきました。 売る方は、利益を。 買う方は、安さを。 ただそれだけを求めるのなら、その無機質な世界は実現する。 最近、それを否定するようになりました。 物のやり取りを通…

神の視点

なんとなくアリを見ていた。 何かを探しているのか、アリは忙しなく動き回っている。 ふと思いついて、手にしていたアイスを少し地面に置いてみた。 アリが向かう方向を予測して、プレゼントのつもりで……。 甘い物は好物だと思ってのことだ。 アリが、あと数…

親の色、子の色

家族の中で自分だけが違う、と思ったことはありませんか? 両親とは、どうも気が合わない、と思ったことは? 自分は誰にも理解されない、は? 残酷な仕打ちを受ける、……とかは? 「それでも生んでくれた親でしょう」と人は言う。 だから我慢しなさい、と。 …

「どうであったか」よりも「どうあるか」が大事

【アルコール中毒から、精神的指導者になった男】 アメリカ先住民、ラコタ族。 ドウェイン・ホロ―・ホーン・ベアという名の男は、誇り高きその部族の出であった。 彼は高校を卒業すると、部族が暮らす土地を離れ、職に就く。 そこで酒を覚えた。 部族法では…

もしも、「お金」という言葉の使用を禁じたら

20☓☓年☓月☓日。 世界中の国で、同時にある実験が行われることとなった。 それは、お金に関する言葉の使用を、一切禁じるというものだ。 お金を使用しての買い物は出来るが、通貨の単位を口に出してはいけないし、紙に書いてもいけない。 紙幣や硬貨を見せ…

無は、ワンネス

以前に、下の記事で「無」について言及しました。 無とは、「光も物質も空間も時間も全く存在しない世界である」と。 yoshifumi3.hatenablog.com その「無」に関して、洞察を与えてくれた方がいました。 その方のブログを紹介します。 moonandoceanhawaii.ha…

視る者と、見る者

見る・・・ 視覚によって対象物を認識すること。 視る・・・「見る」と同義だが、それよりも注意して視線を注ぐ。 【カエサル、運命の日】 どこにでもあるような川だった。 幅は狭く、水深も浅い。 川というよりも小川だな、と男は呟いた。 普通ならば、誰も…

スピリチュアルと科学で読み解く、「宇宙」

宇宙 ―――― あらゆる存在物を包容する無限の空間と時間の広がり 無 ―――― 光も物質も空間も時間も全く存在しない世界 【ビックバン】 はじめに「無」があった。 私たちの常識では「無」からは何も生まれてこない。 しかし、ミクロの世界では「無」は常にゆらい…

「お金に善悪はない」は、時に暴力的

「お金に善悪はない」 そう訴える者がいる。 確かにそうだね、と思いつつも、どこかに違和感を覚えます。 なぜだろう? 「お金はただの物質であり、それを使う人間にこそ、善と悪があるんだ」 この意見は正しい。 では、なぜ、それに違和感を持つのでしょう…

誰がために、名言は在る

【富は無限?】 「競争心はあなたの富に限界をもたらします。空気がなくなってしまうことのないように、宇宙の無限の富もなくなることはありません。何も奪うことなく、欲するすべてが手に入ることを知りなさい」 これは、アメリカの自己啓発作家ジョセフ・…

「日本の4社がクラスター爆弾製造企業に投融資」の記事を読んで

「非人道兵器」と呼ばれるクラスター爆弾を製造する企業に対して、投融資を行っている世界各国の金融機関をNGO(非政府組織)団体が発表しました。日本の金融機関では、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、オリックス、第一…

旅するように暮らす。

人々は旅に憧れます。 まだ見ぬ世界への憧れ。 心震わす体験。 人、あるいは文化との出会い。 それらを思うだけで、心が躍ります。 ところで、人類にとって「旅」とは何なのでしょう。 いつから旅をするようになったのか。 ふと、そんな事を考えて、人類史を…

愛は、いつだって利己的なもの。

その者は、世界を創った。 「創造主」 後にそう呼ばれるようになる彼は、ただ知りたいだけだった。 『愛』というものを。 ただそれだけの理由で、世界を創造した。 その者は、創りだした「生物」に、最低限の指令を与える。 それは、『生き残る』ことと、『…